長州小力は、こんな男

芸名は長州小力（チョウシュウコリキ）で、本名は久保田和輝（くぼた かずてる）。誕生日は1972年2月5日、星座はみずがめ座。身長は自称160cm、体重75kg。東京都杉並区出身で、杉並区立和田中学校卒業。血液型はA型です。趣味は、バザー・リサイクル店めぐりで、特技はビリヤード・サッカーです。
お笑いタレントですが、芸能プロダクションには所属しておらず、フリーで活動する一方、お笑いプロレス団体の西口プロレスに所属しています。西口プロレス参加以前には、家業の学校の給食材料を納める会社に籍を置いたまま、人形を片手で人形相手に漫談するというスタイルで、本名のまま7年間活動しました。後に家業である給食材料を納める会社が、O-157による食中毒の流行などもあり倒産しました。
他にはアントニオ小猪木、ジャイアント小馬場らと「ラブ兄弟」なる5人組コントユニットを組んで活動しましたが、全く売れないためその後解散しました。当初、西口プロレスには、旗揚げ公演から出場する予定でしたが、人間関係のトラブルでドタキャンし出場しませんでしたが、その後他の西口のレスラーからの説得で正式に出場しました。
プロレスラー・長州力のモノマネが特徴で、体型は小柄で小太り、黒い丈の短いTシャツを着て、黒のビキニパンツで白いブーツをはいてものまねをします。プロレスファンには好評ですが、プロレスファンしかわからないネタをやります。人気が出たのは、2005年に樋井明日香を中心に女子中学生４人組で結成されたHINOIチームと長州力のモノマネでパラパラを踊ったことが、若い女性に受けて「キモかわ」系で人気がブレイクしました。一躍プロレスラーモノマネから、ゴールデン帯を出演する人気タレントに一気に飛躍しました。
芸能界活動として、ロンドンハーツ・恋するハニカミ・ぷっすま・クロノス・CAとお呼びっ・ビバ!山田バーバラなど多数のバラエティー番組にレギュラー出演しており、ＣＭはラウンドワン、資生堂・UNO、コナミなどがあります。2004年にはR-1グランプリで決勝進出を果たしました。他に映画・雑誌・イベント出演も多数あります。

長州小力の持ちネタ

持ちネタは、プロレスラー・長州力のものまねです。有名なフレーズは、「キレてないですよ」「俺キレさしたら大したもんですよ」と演じることですが、これは長州力が、1995年10月9日の対安生洋二戦後のインタビューで口にしたもので、実際は「キレちゃいないよ」です。テレビで有田哲平扮する長州力のモノマネを見て感銘を受けて「あとは健介に任せますから」のフレーズから変えたらしい。他には、「しゃあ! この野郎!」「ベルト賭けて来い」「お前橋本か?」「てめえ! 橋本っ! 橋本っ!」「なにコラ!たこコラ!」とひとりプロレスのネタが多いですが、プロレスファンしか分からないネタをやります。そして、ネタの際には「長州力って知ってます？」と観客に質問し、知らない感じのときには「今日もアウェーだな」とぼやきまます。
橋本真也から「俺のモノマネをやってくれ」と頼まれ快く応じたものの、その後本人が急逝した影響もあったためか、その後橋本のモノマネは披露はしてません。また橋本を探すネタも橋本本人が亡き後は封印しました。
長州の動きでラジオ体操やパラパラを踊るのが、得意ネタですが、ブレイクしたきっかけとなったのは、女子中学生４人組で結成されたHINOIチームと長州力のモノマネでパラパラを踊ったことです。浅田真央と容姿が似ている部分もあり、ネタにすることがあります。
プロレスラー長州力本人は、ほとんどバラエティ番組に出演しないため、長州小力とのツーショットは、実現不可能かと思われましたが、2005年11月1日放送されたテレビ朝日系列の深夜番組「草野☆キッド」に、長州力が出演し、ついにツーショットが実現しました。その後「ダウンタウンDX」（2006年8月17日）放送でも、長州力とのツーショット共演が実現し、長州力は「家族も小力さんの大ファン。全然、切れてないですよ」と逆に長州小力のギャグを言って大いに沸かせました。

長州小力は、長州力を超えた？

西口プロレスとは、お笑い芸人たちによるギャグプロレス団体でほぼ100%エンターテイメントです。長州小力は「お笑いブームを3回くらい逃しちゃった芸人たちがシャレでやっているプロレスごっこ」と評してしていますが、試合中には、コブラツイストやサソリ固めパワーボムや延髄斬りなど、プロレス技もふんだんに使われており、スポーツ性がまったく無いという訳でもありません。
西口プロレスでは、革命閣下長州小力で、必殺技はラリアット、小力パラパラなどです。獲得タイトルは第六代、第九代小IWチービーヘビー級王座、第六代西口ヘビー級王座となっています。
長州小力の長州力のモノマネのせいで、最近では、本物の長州力の試合中に長州力の動作で、小力のモノマネを思い出した観客から笑いが起こるといった逆転現象まで起きるようになりました。タレントの大沢あかねは、「踊る!さんま御殿!!」に出演した際に、当初、プロレスラーの長州力を知らないで、本物の長州力を見て長州小力と勘違いして挨拶して、後から初めて長州小力が、長州力のモノマネをしているのだと知ったエピソードを披露しています。
若い女性には、本物の長州力を知らないで、長州小力を知ってから長州力を知ったという女性も増えてきています。もうすでに長州小力は、長州力を超えたのでしょうか？ただ芸能界は、同じネタで人気が続くほど甘い世界ではありませんので、今後の長州力の芸風も見逃せません。



Copyright © 2008 長州小力は、長州力を超えたのか

【プライバシーポリシー】当サイトは、サイト内の広告利用状況の集計のために、クッキー、ウェブ・ビーコンといった
汎用技術を用いています。取得したホスト情報などは広告利用状況の集計にのみ利用することをお約束いたします。